A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Jackson, J. K. and L. FÜReder. 2006. Long-term studies of freshwater macroinvertebrates: a review of the frequency, duration and ecological significance. Freshwater Biology 51:591-603.

ちょっとまとめ方は強引?というか当たり前な感じはしますが,2002年や2004年あたりまでに,淡水(河川,湖沼)の底生動物を対象にどういう"長期"研究がなされたかをまとめたレビュー(調査期間や,得られた知見など)。最近でいうとボクの知ってる限りでもVaughan & Ormerod (2012)とか,Sheldon (2012, Freshwater Science)が出てくるし,気候変動とかがホットなトピックとなってるここ最近までで含めると,また状況は変わってくるような気もします。引用された個々の論文を読んだわけではないけど,ここで戦うには,何が変動要因としてきいたかとか,生態学的に重要なクエスチョンへの答えとかを準備しないといけないんだろうなぁ。