A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

JOGMEC@川崎

yuichiwsk2008-09-25

亜鉛の抗廃水処理技術(H19)を拝読したく,川崎へ。処理関係だけでなく,諸外国の鉱山情報など,かなりマニアック?な資料が沢山ある感じでおもしろげでした。ただ,バイク置き場がなかったので,報告書だけを貸出させてもらいました。川崎も大学から意外に近い。受付の方に色々とお世話になりました。感謝。
報告書自体は色々載っていて,やはりおもしろい。報告書に事例として挙げられている6つの休廃止鉱山で排水基準強化による1年間あたりの処理コスト増加分(10年償却)は,もちろん場所にもよるが,100万程度以下とざっくり推定できる(たぶん。間違っていたらすみません。報告書の「現行処理コストに対する倍率」と使って簡単に計算しただけ*1)。最も高いところでは,2千万円/年以上にもなる。これらを高いととるか安いととるかは,効果次第だろうか。
報告書を読んでいると,鉱山排水の中には(処理方法によって),順応的管理が適用できそうな場所がある気がする。

*1:現在どのような排水処理方法が有効か検討段階であるため,正確な値というよりは,参考値ではないでしょうか