A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Toquenaga Y (2016) How to walk on statistical mandalas as a population ecologist Population Ecology doi:10.1007/s10144-015-0532-z

Jeconetの宣伝メールにまんまとはまって,読みました。「Bayesian, Fisherian, error, and evidential statistical approaches for population ecology」というPopulation Ecologyの特集号の巻頭論文のようです*1。著者の研究者人生のエピソードがふんだんに入ったエッセイみたいになっていて,楽しかったです。お恥ずかしながら,徳永さんという著者の方を存じあげなかったのですが,"muddle through*2"なんて言葉をお使いになっていて,そうそう色々試してなんとかやるしかないんだよなぁと勝手に共感したりしました*3。Evidential statisticsというのは知らなかったので,そのうち読みたいと思います。

*1:まだページ番号がついてない

*2:といっても,意味は調べましたが

*3:究極的には,なんとかやってるとしか,言えないというのがミソだと思います