本人の研究と直接関係のないなんらかの雑務を学生にお願いする場合*1,それが先生からであれば基本的に謝金を出すべきだと思っている*2。バイトしてお金をもらうわけだし,学生にとってもそんなに悪くないと思う(いやなら,ノーと言えばいいし*3)。というのを思っていて,それが反映されたか,単なる偶然か,今の所属研究室の仕組みのそのようになってきたのだけど,学生対学生となると難しい。例えば,留学生が自分の書いた報告書用の英語を日本語に訳してほしい,とか。これはもう個人対個人で,その人がうまく関係を作れているかに依存するし,それは研究室全体の雰囲気にも影響されると思う。そういうのを作らず,いきなり「日本語訳して」と言われたり,先生が「誰か訳してくれないか」とメールを投げても,まぁそれはうまく回らないでしょうという感じ。結局は,やっぱ人対人なんだよなぁと思う。呑み会ではわいわいしているけど,めんどくさいのには関わりたくないという人間のずるさとか,日常に隠れているうまく回ってない人間関係というのが,そういうときに結構すっと顔を出してくる。