A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

畝山さんの本関連で,所属研究室のメールに流した内容を転記。

ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想(DOJIN選書28)

ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想(DOJIN選書28)

皆さま

畝山智香子さんが書いた,
「ほんとうの「食の安全」を考える:ゼロリスクという幻想」
という本が,非常に秀逸です。


「あの食品添加物がやばい」,とか,
「えー基準値超過してるんなら,廃棄して当然よね」とか
「やっぱり,人工より天然が安心よね」とか
「あの健康食品がいけてるらしいよ」とか。
そういう情報に振り回されてしまう人は,是非。


最初から,少し重い用語が出てくるのでダメな方もいるかもしれませんが,
我慢すれば,リスク評価の基礎も勉強できます。


とにかく秀逸です。
ボクは所持しているので,お貸しすることもできます。


最終的な結論は,
「多種多様な食品を使ったバランスの良い食生活を送ること!」
普通すぎるけど,附に落ちる。そんな本です。




追伸:
畝山さんと面識はありませんし,差し金ではありません。