A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

密度効果の話。弱い密度効果があると,密度効果がない場合に比べ,絶滅リスクが劇的に減少するとのこと。Figure 1がミソな気がするのですが,どうもよく分からない。この線たちが妥当であると理解できれば,すっきりするのですが,どなたかお時間あれば教えてください。PDFはこちら

Ginzburg et al. 1990. Reconstructibility of Density Dependence and the Conservative Assessment of Extinction Risks. Conservation Biology. 4, 63-70.

追記20100302:
まだ完全に理解しているわけではないですが,

  • 密度効果をどう設定するか?
    • この論文の場合,環境収容力に近づけるような効果を仮定しているので,当然絶滅リスクは小さくなるよう
  • 実環境中を考えて,それが妥当な設定か

を考えることは重要のよう。