A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

SETACの雑誌がWileyに移ったので,しばらくアラートが届かなくなっていました。

Ritz, C., 2010. Toward a unified approach to dose-response modeling in ecotoxicology. Environ. Toxicol. Chem. 29, 220-229.

Environment CanadaがGuidance document on statistical methods for environmental toxicity testsで濃度は対数変換しなきゃならんよ!と推していたのに,案の定,それに異議を唱えています。ボクもEnvironment Canadaの主張はいまいち附に落ちなかったですし,当然と言えば,当然。あまり読み込めていませんが,少なくとも,「とりあえず濃度は対数変換」というのは,やめなさいということ。あ,でもこの論文の本論は多分,この話ではない*1。どちらかというと,drcというRのパッケージを作っていて,これで毒性試験の非線形回帰はばっちりだぜ。という宣伝?。nlsとかだと,関数をいちいち書いたりしないといけないけど,これはえらい楽そう。機会があれば。

*1:でも引用としては使えると思う