A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

M Kattwinkel, P Reichert, J Rüegg, M Liess and N Schuwirth (2016) Modeling macroinvertebrate community dynamics in stream mesocosms contaminated with a pesticide. Environ Sci Technol:3165-3173. doi: 10.1021/acs.est.5b04068

Streambugsというモデルをベースに群集応答をモデリングしているんだけど*1,なんというかベイズ推定したパラメータの事後分布が,事前分布と全然違ってたり,LC50の事後分布が多項分布になってたりと,正直「ちょっとこれでES&Tはきちくないですか?」という印象を受けるんだけど,Liessさんあたりの著者のお力が大きいのか。努力賞なんだろうか。詳細は理解したいけど,なんとなく萎えてしまった。

*1:詳細はよくわかってない