A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

Culp et al. 2011. Incorporating traits in aquatic biomonitoring to enhance causal diagnosis and prediction. Integrated Environmental Assessment and Management 7:187-197.

Traitsの話。そういえば,大分前にIEAMに特集が載ったのは覚えてたけど,その中にPoffさんもいたとは。Traitsは,因果関係の推論に役立つ!オシだけど,本文でも議論しているように,Traitsの決め方が結構えいやだったり,1つのTraitsが複数の要因と相関してたり,複数のTraitsが1つの要因と相関してたりするので,まだまだ実用的に使うのには努力が必要な気がする。ただ,すごい気持ちは分かるんすけど。

Rubach et al. 2011. Framework for traits-based assessment in ecotoxicology. Integrated Environmental Assessment and Management 7:172-186.

ついでもこちらも,あくまで概念的で,あまりおもしろくなかった。概念的に仮定を置いてやるのはよしとしても,それ結局どうやって繋げるんすか?という部分がまだまだ全然という感じ。どなたかがおっしゃっていましたが,「考え方を先に提示する」ということだと思います。