A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

印刷してあった深谷さんの論文をざっと読んでみた。なにやら複雑なことをきっと…と思っていたのですが,思っていたより全然シンプルな*1階層ベイズモデルを当てはめて,フジツボ?の個体群動態を解析されていました。門外漢ですが,おそらく季節や空間スケールごとのstochastic fluctuationを定量化して比較できたのがおもしろいところなんだと思う。個人的にこの変動が生データを眺めていれば結構見えてくるモノなのか,モデリングして初めて出てくるのものか?,ちょっと気になる。ベイズな論文を書く時があれば,方法のところはまねできそう:P

Fukaya et al. 2010. Seasonality in the strength and spatial scale of processes determining intertidal barnacle population growth. Journal of Animal Ecology 79:1270-1279.

*1:多分