A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「地球システム」を科学する

「地球システム」を科学する (BERET SCIENCE)作者: 伊勢武史出版社/メーカー: ベレ出版発売日: 2013/12/19メディア: 単行本この商品を含むブログを見る伊勢さんの本。第二弾(第一弾はこちら)。「地球システム」を科学する,というタイトルがちょっとお堅い…

Grassini, P., Eskridge, K.M. & Cassman, K.G. (2013) Distinguishing between yield advances and yield plateaus in historical crop production trends. Nature Communications, 4. 現在の所属研はゼミの中で,5分でhot topicを紹介するという時間があっ…

AICの誤用

AICは、正しいモデルを選ぶものではないので、正しいモデルを選ばない とは,生態学会での粕谷さんの発表にあった言葉です(スライドはこちら)。はてさて,ボクも”誤解”していた1人です。まぁ,結果的に「間違ったことになっているか」はケースバイケースな…

外来魚情報交換会で話したブルーギルの駆除に関する発表内容が,全国ブラックバス防除市民ネットワーク(ノーバスネット)さんが発行されている『NEWS MAGAZINE にぎやかな水辺 No.5』に,高田さんの書かれた記事の中で,紹介されました。PDFはこちらから落…

きみはポラリス (新潮文庫)作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/02/26メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 28回この商品を含むブログ (56件) を見る家にあったので,読了。短編なのでぱっと読みやすくてよい。選ぶとすれば,「裏切らないこ…

Vu, H.T. & Klaine, S.J. (2014) Testing the individual effective dose hypothesis. Environmental Toxicology and Chemistry, 33, 791-797. 死亡*1が,個々の個体の感受性によって異なるのか,なんらかのランダム性によって決まっているのかを,調べた研…

3月までと4月から

計4年間居た東工大を離れ,海外学振までの数ヶ月横国大と東大を行き来することになっています*1。去ってみると早いもので落ち着いて4年間を振り返ることもなくなってしまっているのですが,大変勉強になった4年間でした。特に水文モデリングはボクには新しか…