A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「最近はコンピュータの発達で,シュミレーション研究が手軽に行えるようになってきたけど,シュミレーションではなんとでもなるので..ry」という話を思い出した。

良い。Grand Designsアーティスト: My Architects出版社/メーカー: Fierce Panda発売日: 2007/04/25メディア: CDこの商品を含むブログを見る

分かった

昨日の人健康リスクな話。つまり、うわべな部分(点推定に分布をもたせるとか)を一生懸命綺麗にしても本質的じゃなくて、大事なのは中身(メカニズムとかモデルの構造)じゃないかな。外見じゃなくて中身。違和感はこれに近い気がする。体裁ばかりよくして…

はやしさんのブログより。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110006825822

午後からYNUへ。KWGCさんの公聴会を拝聴。構成はもう少しうまい流れがありそうな気もしましたが,ゆっくり話して分かりやすい発表というのを結構初めて聞いたかもしれません。知り合いの発表で個人的な興味があったせいもあるかもしれませんが,ゆっくりな発…

The Mining Law of 1872という,採掘活動の許可(多分)に関する米国法律を,生態影響等を考慮した形で改訂すべきという話。もともと経済成長をおしはかることを意図した法律とのとこ。OIKWさんに聞いてみたら,「有名なザル法」という返答が返ってきた。と…

良い。

富田さんのブログに,先日ボクが書いた種数に関する話が(2番目のやつ)。どこでもそういう安直な方向に流れてしまいがちということか。

HYSさんとNSNさんから。羅針盤はいちばんめの歌とアラベスクがツボです。Lunaは少しstone rosesっぽい。COIEDAアーティスト: 高木正勝,Toma Itoko,デヴィッド・シルヴィアン出版社/メーカー: W+K TOKYO LAB発売日: 2004/09/08メディア: CD購入: 5人 クリッ…

見た目の判断から,筑紫さんは好きなので買ってみる。あとがきが16歳の時の文章とは思えないほど,しっかり書けていて,かつ人間くささが大分出ていて良かった。あと,ボクはつくづく政治に疎いなぁと思う。いくつか雑多にメモしたいことがあるけど,まとま…

歴史を学ぶということを,ボクはつまらないと感じることが多かったけど,「あることについて歴史を語れる」のはかっこよいし,例えば「(ある特定の)分野の科学の変遷を知れる」というのはおもしろいと強く感じるようになった。歳なのか,必然なのか。

Vries, P. d.; Smit, M. G. D.; Dalfsen, J. A. v.; Laender, F. D.; Karman, C. C. Consequences of stressor-induced changes in species assemblage for biodiversity indicators. Environ. Toxicol. Chem. 2010, 29 (8), 1868-1876. シミュレーション研…

佐々木(2010,水環境学会誌)からの抜粋。 「環境基準のあり方論」と「行政目標としての基準論」 あり方論派は主に大学の先生方が中心であり,行政目標派は環境省はじめ地方の行政担当者であったように思われた。(中略)行政はその考え方に関して異存はな…

NSNモデル勉強会

参加できてとても良かったなぁと思う。まつけんでKJMさんがルンゲクッタとか言ってたのが今更出てきて,ちょっと感動。みんなこういうことやってたのか(まだ全然表面しか理解できていませんが)。 プロセス−シミュレーションモデルな世界の現実を知る。「モ…

生物多様性という言葉を使う文脈

どうも最近,「生物多様性」という言葉を聞くことがやたらと多くなった。個人的な意見ですが,生物多様性という言葉は,その損失を防ぐ(保全)という文脈で主に使われており(とボクは思っており),意図的に多様性を増やすという文脈で使われることに違和…

SSDの論文。まさしく眺めただけですが,どうやら,影響なしの閾値濃度が推定できるように,仮定する分布をいじった論文のようです。しかしまぁ,推定された”安全”濃度は低いですねぇ。 van Straalen, N. M. Threshold models for species sensitivity distri…